ユン前検察総長、夫人の「遊興店勤務」疑惑に反論＝韓国

野党の有力大統領選候補である ユン・ソギョル（尹錫悦）前検察総長が、夫人のキム・ゴンヒ氏が某マスコミで「ジュリーデマ」に反論したことについて、「間違ったことだとは思っていない」と主張した。ユン前総長が妻と関連して立場を明らかにしたのは、事実上初めてだ。

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ユン前総長の妻キム氏は先月30日、あるオンラインメディアとの電話インタビューで、自分がカンナム（江南）地区の遊興店で「ジュリー」という名前で働いていたといううわさを強く否定した。キム氏は「偽者だ。 誰がでたらめを言っているのか。」と反論した。ただ、キム氏が直接釈明に乗り出したことが、かえって疑惑を膨らませたのではないかという指摘も提起された。

これに対しユン前総長は6日午後、テジョン（大田）で開かれたチュンチョン・テジョン（忠清・大田）地域メディア懇談会で「ジュリー疑惑解明に対する立場」を尋ねる取材陣に「妻は、あるメディア記者に電話をし、自分が言いたいことを言った、と言っていた」と強調した。妻の肩を持つと同時に、自分をめぐる疑惑に対して正面突破をするという意志と見える。

また、「忠清大望論」が言及されたことについては、「忠清道民が言及することについて、あえて是非を批判する問題ではない。 地域住民の立場で考えている。」とし、「忠清大望論は、忠清出身で大統領になった方がいないから出てくる言葉だ」と述べた。