金建希夫人が昨年11月、カンボジアのプノンペンにある先天性心臓疾患の少年の家を訪れた時の様子(画像提供:wowkorea)
金建希夫人が昨年11月、カンボジアのプノンペンにある先天性心臓疾患の少年の家を訪れた時の様子(画像提供:wowkorea)
韓国の検察が、キム・ゴンヒ(金建希)夫人のカンボジア歴訪時「病気の子どもを抱いて設定された写真を撮った」と主張したチャン・ギョンテ(張耿態)共に民主党(野党)議員を召喚して取り調べた。

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31日、法曹界によるとソウル中央地検刑事1部は張議員を情報通信網法上名誉毀損(きそん)の容疑で被告発人として呼び、取り調べている。

張議員は昨年11月、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領夫妻がカンボジアを訪問した時、金夫人の写真を‘コンセプト写真’と根拠なく主張し、金夫人の名誉を毀損した容疑を受けている。

金夫人は当時、先天性心臓疾患を患っている14歳の少年ロタ君の家を訪問し、回復を祈りながらこの少年を抱いたまま写真を撮り、大統領室がメディアに配布した。

張議員は配布の6日後、党最高委員会会議でこの写真について「外信と写真専門家たちは、金夫人の写真は自然な奉仕の過程で撮られた写真ではなく、少なくとも2~3個の照明灯まで設置して撮ったコンセプト写真と分析した」と主張した。

これに対し、大統領室は「インターネット掲示板の出所不明虚偽文章をもとに偽ニュースを公党の最高権威ある会議で拡散し、これをSNSに掲示した」として張議員を警察に告発した。

事件を捜査した警察は当時の撮影写真と映像、専門家の鑑定結果と多数の関係者たちの供述などを根拠に「撮影のための照明は設置されなかった」という判断を下した。これにより、4月には張議員を検察に書類送検した。
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