ステイホームで…「電子書籍プラットフォーム」がぐんぐん成長=韓国(画像提供:wowkorea)
ステイホームで…「電子書籍プラットフォーム」がぐんぐん成長=韓国(画像提供:wowkorea)
コロナが長期化し、韓国で電子書籍プラットフォームが急速に成長している。オンラインでの活動が拡大し書店や図書館などに行くことが減少し、購入後の保管、管理が楽な電子書籍のメリットが浮き彫りになった。さらにウェブトゥーン・ウェブ小説・オーディオブックなどの電子書籍サービスが多様化し、読書の方法が多様化したことも、電子書籍人気上昇の要因となっている。

14日、関連業界によると、電子書籍のプラットフォーム市場は、売上高と加入者数が大幅に増加した。電子書籍・オーディオブックのサブスクリプション・プラットフォームであるリディブックスの昨年の売上高は1556億ウォン、営業利益26億ウォンで、前年より35%も増加した。この会社は史上最大の売上高を記録し、黒字転換に成功した。

また、他のプラットフォームであるミリの書斎も、昨年の売上高が前年の110億ウォンに比べ75%増加した192億ウォンを記録した。累積加入者数は昨年初めは200万人だったが最近では350万人に増えた。ミリの書斎はこの勢いに乗って上場のための株式公開(IPO)の手続きに着手した。2018年に始まったイエス24の電子書籍購読サービス「ブッククラブ」の売上高も同期間130%成長したことが分かった。

電子書籍購読プラットフォームが成長した理由は、合理的な価格と差別化されたコンテンツをそろえたためである。

ペク・ウォングン本と社会の代表は、「月に一冊分の本の価格なら大きな負担はなく、様々なコンテンツに接することができるという点で、サブスクリプションのコンテンツが読者に近付いた」とし「また本要約サービスや話を脚色して聞けるようにするなど、既存の紙の本とは違う読む楽しさを提供しながら、新しい読者層を引き込むのに成功した」と分析した。
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