処分の理由は同社が製品の誇大広告を行ったこととしている。
まず、「善玉菌が新型コロナウイルスの予防・治療に大きな効果がある」という宣伝文句が問題となった。当局はこの宣伝文句が、ヤクルト製の乳酸菌飲料に含まれる善玉菌が新型コロナウイルスの予防・治療に効果があるとのまちがった情報を消費者に与えるものと判断した。
さらに、「腸内の善玉菌は人体から自然に排泄されてしまうので、毎日補充して腸内の菌のバランスを保たなければならない」という宣伝文句についても、毎日乳酸菌飲料を飲まなければ体に悪い影響を与えるという誤解を与えるものとした。
「わずか100ccのヤクルトに100億以上の『ヤクルト菌』が含まれており、毎日1本飲めば1日に必要な善玉菌を補給できる」という宣伝文句についても、1日1本のヤクルトを飲めば人体に必要な善玉菌を補給できるという誤ったイメージを与え、さらに「ヤクルト菌」以外の善玉菌は必要ないというイメージを与えるとして、処分の対象とした。
当局は、このような宣伝行為がヤクルト製品の販売促進を目的とし、他社との競争で優位に立つために行われた誇大広告として、45万元の罰金処分としたとしている。
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