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分離したオミクロン株のウイルスは国家病院資源銀行に寄託され、バイオ関連企業と研究機関はこれを研究開発に利用することができる。
中央防疫対策本部はオミクロン株に特化したPCR検査の開発が進むことを期待している。これにより迅速な診断と患者管理が可能になると、新型コロナワクチンと治療薬の開発にも役立つものとみられる。
現在、韓国国内でオミクロン株に感染した患者は約100人。海外からの流入が約20人、その他は国内で感染したケースだ。オミクロン株は平均潜伏期間が4.2日で、潜伏期間が3~5日のデルタ株と類似している。ただし、デルタ株が 1人の感染者が他の人に感染させる期間が2.9~6.3日であるのに比べ、オミクロン株は2.8~3.4日と速く、より感染力が強いとみられている。オミクロン株の感染者の大半は軽症状態を保っており、主な初期症状は発熱、のどの痛み、咳だ。
イ・サンウォン中央防疫対策本部疫学調査分析団長は「分離したオミクロン株のウイルスは現在開発中のオミクロン株に特化したPCR開発とワクチン、そして治療薬の開発にも幅広く活用される」と述べた。
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