沈候補はこの日、ロシアのウクライナ侵攻に関する特別声明を通じて「たとえ私の体は大韓民国の選挙にあっても、心は地球の反対側の平和市民たちと一緒にあることを明らかにする。ロシアのプーチン大統領は旧ソ連の復活という妄想を捨てなければならない」と述べた。
また「ロシアを包囲し、圧迫する北大西洋条約機構(NATO)同盟の拡張にも反対する。唯一の覇権という米国の傲慢(ごうまん)がロシアの侵攻を抑制できなかったという点を省察しなければならない」と主張した。
沈候補は声明で「米国の避難勧誘も拒否し、キエフで最後まで抗戦を誓うゼレンスキー大統領と国家指導部にも激励と応援を送る」と述べた。
沈候補はこれに先立ち、この日のカンヌン(江陵)中央市場での遊説でも「ある大統領候補は『初心者の大統領だから戦争が起きた』と言ったが、そのウクライナの大統領であるゼレンスキーという方が軍服を着て、銃を持って首都ウクライナを守り、ウクライナ市民だけでなく、全世界の市民たちが感動している。私も大統領候補として本当に心が粛然とした」と述べた。
これは、イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(与党)大統領選候補が25日のテレビ討論において「ウクライナで6か月の初歩政治家が大統領になり、NATO(北大西洋条約機構)への加入を公言してロシアを刺激したため、結局は衝突した」と述べ、物議を醸した点を意識したものと思われる。
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