「ソウル市長4選に一歩近づく」…呉世勲ソウル市長、再任に挑戦(画像提供:wowkorea)
「ソウル市長4選に一歩近づく」…呉世勲ソウル市長、再任に挑戦(画像提供:wowkorea)
「国民の力」のユン・ソギョル(尹錫悦)候補が第20代大統領に当選したことで、同じ党に所属するオ・セフン(呉世勲)ソウル市長の「4選」挑戦にも青信号が灯った。6月1日に実施される第8回全国同時地方選挙は第20代大統領就任式(5月10日)から1か月も経たずに行われるだけに、与党にとって絶対的に有利になるものと予想される。

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11日中央選挙管理委員会によると、9日に実施された第20代大統領選挙のソウル地域の開票結果、尹候補が50.56%の票を獲得し、「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)候補(45.73%)を4.83%の差で上回った。大統領選挙とともに実施されたソウルのチョンノ(鍾路)・ソチョ(瑞草)の補欠選挙でもすべて「国民の力」が当選した。

「国民の力」が政権交代の風に乗ったことで、呉市長のソウル市政運営および6月に開かれる地方選挙でも力を得るものとみられ、ソウル市内部の雰囲気も肯定的だ。ソウル市関係者は、「政府との協力が強くなる可能性があるだけに、大統領の当選後、ソウル市内部の雰囲気もいい」と伝えた。

呉市長もきょう自身のフェイスブックに「公正と常識が成立する大韓民国を望む国民らの熱望が作り出した結果」とし、「心からお祝い申し上げる。希望に満ちた未来が待っている」と祝賀メッセージを送った。

そして、「きょうからは大統領選挙期間、極限の陣営対決により傷を負った国民らを治癒し、新型コロナウイルス克服と民生経済回復、安保危機など大韓民国が直面した問題を解決するため、与野党が協力し心をひとつにすることを願う」とし、「ソウル市も希望に満ちた大韓民国の新たな出発と尹錫悦政府の順調な出発のため参加と支援を惜しまない」と付け加えた。

これに先立ち、呉市長は先月に開かれた新年記者歓談会で公式的に4選挑戦の意思を明らかにした。呉市長は記者歓談会の席で、「(私が)選挙に出馬しないと考えている市民はいないだろう」とし、4選への意思を明らかにした。

呉市長は2006年と2010年の4~5代地方選挙でソウル市長に当選した。その後、2021年の補欠選挙で再びソウル市長に当選し、3選の任期を務めている。地方自治法上、地方自治団体長の3選連任は不可能だが、呉市長の場合は再選に該当しないため制限の対象ではない。
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