「ソウルをグローバル・ビューティー産業のハブに」…Kコンテンツ・観光とも融合(画像提供:wowkorea)
「ソウルをグローバル・ビューティー産業のハブに」…Kコンテンツ・観光とも融合(画像提供:wowkorea)
ソウル市はビューティー産業の競争力を強化させるため2025年までにビューティー・ファッションの予備ユニコーン企業数を現在の8社から12社に増やし、世界100大ビューティー・ファッション企業を4社から6社に拡大する。これを足掛かりにソウル型ビューティー産業の雇用を従来の6万人から10万人に大幅に拡大する計画だ。

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ソウル市は4日、ビューティー・ファッション・デザイン産業基盤の感性魅力都市への跳躍のため、2026年までの5年間で2040億ウォン(約205億円)を投入し、「グローバル・ビューティー産業ハブ、ソウル基本計画」を推進すると明らかにした。この計画はオ・セフン(呉世勲)ソウル市長の市政マスタープランである「ソウルビジョン2030」に盛り込まれた4つの未来像の中にある都市競争力強化のための核心戦略だ。

今回の計画では、ビューティー産業の範囲を化粧品、理容・美容など伝統的なビューティー産業はもちろん、ファッション、デザイン、ビューティーテク分野にまで拡張した。K-POP、KドラマなどのKコンテンツと観光などを融合し、韓国の「美」自体を競争力のある商品として昇華させるための総合的な戦略を具体化した。

このため市は、大韓民国のファッション産業の拠点として成長したトンデムン(東大門)とDDP一帯をビューティー関連コンテンツとライフスタイルトレンドを総合的に体験できるビューティー・ファッション産業の核心拠点として育成する方針だ。年内に「ビューティー・ファッション融合の特定開発振興地区」の指定も推進する。地区指定が完了すれば、建築規制の緩和、資金融資、税金減免などのインセンティブを通じ投資が集まり新たなビジネスモデルが誕生するものと、市は期待している。また、ビューティー商圏が発達したホンデ(弘大)・カロスキル・ソンス(聖水)・チョンノ(鍾路)・シンドリム(新道林)・チャムシル(蚕室)は6大トレンド拠点として活性化させる。

呉市長は、「ビューティー産業の分野を拡張し、ソウルが持つ魅力とメリット、世界的な注目を集めているKコンテンツと観光などを融合し、ソウルをグローバル・ビューティー産業のハブとして跳躍させる」とし、「最もホットなビューティー・ファッショントレンドを経験したい世界人らが集まる都市、ソウルをつくっていく」と話している。
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