警察の取り調べで、山上徹也容疑者は「母親が宗教にのめりこみ家庭が経済的に破たんしたため、宗教団体に恨みがあった。その宗教団体と安倍元総理には、つながりがあると思った」と供述。
これを受けて、山上容疑者の母親が信者になっている旧「統一教会」、現在の「世界平和統一家庭連合」側が会見を行った。
この会見で団体側は、安倍元総理は過去、同団体と創設者が同じ団体が主催する行事にメッセージを寄せたことがあるとしたが、安倍元総理が団体の会員や顧問に就いた事実はないと説明した。
会見内容は、韓国メディアも大きく報じている。
韓国メディア「イーデイリー」は「統一教会(現在の「世界平和統一家庭連合」)について、1954年ムン・ソンミョン(文鮮明)氏が創設した韓国の新興宗教とし、現在の「世界平和統一家庭連合」は韓国全土に22の教区、231か所の教会があると説明。信者数は31万人、準信者(NGO団体会員)を含めると100万人ほどになるという。海外の信者数は日本60万人、フィリピン12万人など、世界におよそ300万人いると推定されると報じた。
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