18日正午、浙江省湖州(こしゅう)市に住む張某氏とその妻は、自宅に戻ると子ども2人の姿と車が見当たらなかったため、警察に通報した。
警察が張某氏から提供された車の情報を基に追跡。車両が高速道路を走行中であり、すでに浙江省の境界を越えて隣接する江蘇(こうそ)省に入っているのを発見した。
張某氏は警察から監視カメラの映像を見せられ、車を運転しているのが12歳の息子であり、助手席には娘が座っているのを確認した。
江蘇省警察の協力を得て、2人は自宅から100キロ以上も離れた場所で保護された。
兄妹は夏休みで家にいるのが退屈だったため、両親が仕事に出ている間に母親のカバンの中から車のキーを持ち出し外出した。兄が運転をしていたが道に迷いETCレーンを通過し高速道路に入ってしまったという。
兄は「普段、父親が運転するのを見ていて、運転操作は分かっていた。運転シミュレーションゲームで遊んだこともあったので、実際に本物の車を運転してみようと思った」と話した。
警察は「高速道路に設置された監視カメラの記録によると、男児が運転する車は時速120キロで走行していた。運転が不安定であることは画面上でも明らかだ。事故が起こらず幸いだった」と伝え、兄妹と両親に対し、厳重に指導を行った。
Copyrights(C)wowkorea.jp 105