ことし1~7月の合計受注数でも韓国は1113万CGT(204隻)となり、市場シェア47%を記録。1007万CGT(383隻)の中国(42%)を超えた。日本は171万CGT(65隻)を受注し、市場シェアは7%だった。
受注の好調により、韓国の受注残量も昨年9月以降、11か月連続で増加している。受注残量は前年同期の2850万CGT(618隻)から26%増の3586万CGT(717隻)となった。
韓国の造船会社による相次ぐ受注増加は、液化天然ガス(LNG)運搬船の発注が大幅に増加したためとみられる。
クラークソンリサーチの集計によると、1~7月における世界のLNG運搬船(14万立方メートル以上)の発注量は計103隻だった。これは同社がLNG運搬船の発注データを集計し始めた2000年以降、最大となる。
一方で1万2000TEU(20フィートコンテナ換算)クラス以上のコンテナ船の発注は、前年同期比70%減少した。スエズマックス級のタンカーの発注も92%、バルク船の発注も82%、それぞれ減っている。
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