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三亜市当局は9日、「依然として感染が再度拡大する危険性は残っている」としながらも、「エリアごとに区切り、徐々に日常生活、社会経済活動を再開することを決定」と発表した。
中国では中秋節の連休(9月10日~12日)を控えており、三亜市は9日と10日の2日間は市全域において外出を制限する「静態管理」を継続するとした。11日からはエリアごとに分けて徐々に「静態管理」を解除していく方針だ。
感染の高リスクエリアと中リスクエリアにいる住民は、引き続き外出が制限されるが、その他の地域で住民の活動を再開させていくとした。
スーパーマーケットやデパートなどは営業可能となり、公園やビーチなども開放される。バスなどの公共交通機関の運行も再開、タクシーや配送サービスも利用可能となる。
三亜市では8月1日に最初の新型コロナウイルス感染者が発生し、急速に感染が拡大していった。6日から市全域において「静態管理」を実施し、事実上のロックダウン体制となっていた。
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