中国・三亜市、ロックダウン約1か月「社会面ゼロコロナ」達成…徐々に日常生活を=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・三亜市、ロックダウン約1か月「社会面ゼロコロナ」達成…徐々に日常生活を=中国報道(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染対策のためロックダウンを行っていた中国・海南(かいなん)省三亜(さんあ)市で9月5日~8日、3回にわたって市民全員に対しPCR検査が実施された。結果はいずれも陽性者ゼロで、三亜市は「社会面(隔離管理対象以外の一般コミュニティ)ゼロコロナ」を達成した。

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三亜市当局は9日、「依然として感染が再度拡大する危険性は残っている」としながらも、「エリアごとに区切り、徐々に日常生活、社会経済活動を再開することを決定」と発表した。

中国では中秋節の連休(9月10日~12日)を控えており、三亜市は9日と10日の2日間は市全域において外出を制限する「静態管理」を継続するとした。11日からはエリアごとに分けて徐々に「静態管理」を解除していく方針だ。

感染の高リスクエリアと中リスクエリアにいる住民は、引き続き外出が制限されるが、その他の地域で住民の活動を再開させていくとした。

スーパーマーケットやデパートなどは営業可能となり、公園やビーチなども開放される。バスなどの公共交通機関の運行も再開、タクシーや配送サービスも利用可能となる。

三亜市では8月1日に最初の新型コロナウイルス感染者が発生し、急速に感染が拡大していった。6日から市全域において「静態管理」を実施し、事実上のロックダウン体制となっていた。
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