李俊錫、国民の力前代表(画像提供:wowkorea)
李俊錫、国民の力前代表(画像提供:wowkorea)
イ・ジュンソク(李俊錫)国民の力(与党)前代表が15日、裁判所に非常対策委員6人の職務執行を停止してほしいと、党と指導部などを相手にした5回目の仮処分を申請した。

李前代表訴訟代理人団は同日午後、立場文を出し「国民の力非常対策委員らの職務執行と非常対策委員らを任命した常任全国委員会議決などの効力を停止してほしい」という仮処分申請書をソウル南部地方裁判所に提出したと明らかにした。

今月13日、常任全国委員会の議決で任命された国民の力の指名職非常対策委員は、キム・サンフン(金相勲)、チョン・ジョムシク(鄭点植)、チョン・ジュヘ(全珠惠)議員、キム・ビョンミン(金炳玟)クァンジンガプ(広津甲)党協委員長、キム・ジョンヒョク(金鍾赫)元中央日報編集局長、キム・ヘン(金杏)元チョンワデ(青瓦台)報道官などの6人だ。

代理人団は非常対策委員を任命した常任全国委員会の議決に対しても効力停止仮処分申請を出した。

李前代表側は送達遅延を最小化し、28日に予定された3次・4次仮処分申請事件の尋問の時に共に審理を受けるという立場だ。

代理人団は「昨日、法廷で指摘された行動、裁判書類受領拒否、裁判前日に訴訟代理人答弁書提出など、裁判を故意に遅延させる行動を中止せよ」と主張した。

また、裁判所を攻撃したり、裁判官の独立、裁判の公正性を侵害する反憲法的発言に対してもただちに謝罪することを促した。

これに先立ち、代理人団はチョン・ジンソク(鄭鎮碩)非常対策委員長の職務執行と鄭非常対策委員長を任命した全国委員会の議決などの効力を停止してほしいという国民の力指導部に対する4回目の仮処分(4次仮処分)申請書を提出していた。

さらに代理人団は、チュ・ホヨン(朱豪英)前非常対策委員長体制の非常対策委員8人の職務執行を停止してほしいとして出した2次仮処分申請は取り下げた。

現在、ソウル南部地裁民事51部は、李前代表と国民の力指導部間の仮処分申請を審理している。

国民の力の党憲を改正した全国委員会の議決の効力停止を求めた3次仮処分と、鄭非常対策委員長の職務執行停止などを骨子とする4次仮処分申請事件の審問は、28日に予定されている。

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