尹大統領のスイス訪問に随行している大統領室関係者は同日午後、チューリッヒ現地のプレスセンターで記者団に、「(尹大統領の発言は)おそらく新ハヌル3・4号機を指すものだ」とし、このように説明した。
これに先立ち尹大統領は同日午前、ダボスフォーラムの特別演説後にクラウス・シュワブ世界経済フォーラム(WEF、ダボスフォーラム)会長と対談。その場で、「炭素中立を必ず達成するために、新再生エネルギーに対する技術力を強化し、原子力発電をさらに拡大していく考えだ」と述べた。
続けて「わが国に原子力発電所を追加建設するだけでなく、全世界の炭素中立を目標とする国々と原発技術を共有。さまざまな輸出と協力を通じて、清浄エネルギーである原発が主要エネルギー源として使われるよう国際社会で努力する」と付け加えた。
この発言について同関係者は、「(尹大統領の発言は)政策の方向を語ったものと理解している」と説明。「現在(原発は)25基が稼働中で、3基が建設中、2基が(建設が)計画されている。現在計画されているもの以外、新規に原発を追加建設することについては、今後11次電力基本計画を樹立する際に検討する」と付け加えた。
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