羅氏は同日午後、声明文を通じて「最近の私の発言、とくに私に対する解任決定が大統領の本意でないと申し上げたのは私の不覚だった」とし、このように伝えた。
また「党員の皆様にも心配をかけて申し訳ない。尹政権の成功と、国民に愛される国民の力になるその道を党員同志の皆様と常に共にしたい」と述べた。
羅氏の謝罪は17日、SNSに載せた投稿が物議を醸してから3日後のことだ。当時、羅氏は尹大統領が自分を少子高齢社会委員会副委員長・気候大使職から解任したことに触れ、「大統領の本意ではない」と主張。しかし、すぐに大統領室が反論し、初当選議員50人も批判声明を発表した。
羅氏は同日、帰宅途中に会った取材陣の質問に、「私は私の本心を申し上げた。私が大統領に本意ではないと言った部分は私の不覚だ。これについては謝罪する。20年間党を守り、党と苦楽を共にしてきた私としては、愛する党員同志の皆様が心配していることについて、申し訳ない気持ちだ」と再度強調した。
党代表選挙の出馬については、「最も重要な部分は結局、尹大統領、尹政権の成功だ。もう一つは自由民主主義を守ってきた国民の力が、より多くの国民から愛されること。このようなことを十分に考慮してから申し上げる」と言葉を慎んだ。
羅氏は出馬に心が傾いているようだが、尹大統領が歴訪から帰国する21日まで、公開的な活動は中断するという。
羅氏の側近であるパク・チョンヒ(朴鍾熙)元議員は声明発表後、「出馬と関連したスタンスの変化は全くない」と、謝罪は出馬に関係がないと明確にした。朴氏は同日午前、あるラジオインタビューで、「(羅氏が)旧正月連休の期間を静かに過ごし、大統領が帰国後、連休が終わってから保守陣営の象徴的な場所で出陣式を行うことになるだろう。一度も離党したことのない保守の戦士として、大統領をささえ、国政遂行を成功させることができ、次期政権への礎を築ける意味で象徴的な場所だ」と述べた。
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