4日、ソウル地方鉄道特別司法警察隊は、この事件のA容疑者に対する調査で、このような供述を受けたと明らかにした。
A容疑者は3日の午後5時44分、キョンギド(京畿道)ヨンイン(龍仁)市スジ(水枝)区水仁盆唐線チュクチョン(竹田)駅付近を走っていた列車の中で60代の女性乗客Bさんと口論になり、凶器を振り回した。
これにより、Bさんは太ももに刺し傷を負い、周辺にいた他の男性乗客や女性乗客も顔に刺し傷を負うなど、計3人が負傷した。乗客たちは命に別状はないという。
A容疑者は犯行直後、他の乗客に制止され、ただちに現場に来た竹田駅の駅員によって検挙された。
列車内の事件のため、鉄道特別司法警察隊に渡されたA容疑者はこの日の取り調べで「ある乗客が私に『おばさん、携帯電話の声を少し低くしてください』と言ったが、おばさんという言葉に気分が悪くなったからだ」と述べた。
A容疑者は数年前から精神疾患の薬を服用しており、犯行当日にも薬を飲んだが、鉄道特別司法警察隊は様々な情況から、A容疑者氏の病歴は今回の犯行と関係ないと見ている。
鉄道特別司法警察隊はこの日、特殊傷害の嫌疑でA容疑者に対する逮捕状を申請する方針だ。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 83