合同参謀本部は「韓米の情報当局は北のミサイル開発に関連した最近の動向を踏まえ、総合的に分析に当たっている」と説明した。
北朝鮮は先月8日に朝鮮人民軍創建75周年を記念した閲兵式(軍事パレード)で新型の固体燃料式のICBMを公開し、米国を狙った長距離核攻撃能力を誇示した。韓米当局は今回このミサイルが発射された可能性も含め、分析中とされる。
固体燃料式のICBMは従来の液体燃料式に比べ発射の準備時間が短いため、発射兆候の早期の把握が難しく、さらに大きな脅威となる。
合同参謀本部によると、この日北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後、金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長はラカメラ韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)と状況を共有し、北朝鮮のいかなる脅威と挑発にも連合防衛体制を一層堅固にすることを確認した。
同本部は「北の相次ぐ弾道ミサイル発射は朝鮮半島をはじめ国際社会の平和と安定を害する重大な挑発行為で、国連安全保障理事会決議に明白に違反する」と非難し、直ちに挑発をやめるよう求めた。
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