文元大統領が運営する「平山書店」きょうオープン=韓国報道(画像提供:wowkorea)
文元大統領が運営する「平山書店」きょうオープン=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ムン・ジェイン(文在寅)元大統領がキョンサンナムド(慶尚南道)ピョンサン(平山)村の私邸近くで運営する書店が25日にオープンする。

24日、平山村の住民と書店の関係者はメディアに対し「公式記念行事は行わず非公開で明日書店をオープンする」として、「店名は『平山書店』に決めた」と語った。

書店は既存の住宅とファント(黄土)の部屋の柱をそのまま活かして装飾し、四方が開けていて日当たりが良く、庭園もある。2月から入った改装工事には3か月程度かかった。

当初は3月に書店をオープンする予定だったが、築20年以上の建物を補強する作業などが長くなって工期が延びた。ヤンサン(梁山)市は13日、平山書店の建物使用を認可した。

書店は財団法人平山書店と村の住民たちで構成された運営委員会によって運営されるものとみられ、ボランティアによる支援も行われるという。書店の営業時間は午前10時から午後6時までだ。

さらに、単に本の販売だけでなく、著者とのミーティングや多様な文化行事が行われる空間として活用され、村の住民たちの憩いの場としての役割も果たすと関係者は説明している。

この書店は文元大統領の私邸から直線距離で約170メートルの私邸警護区域(半径300メートル)内にある。

平山書店のオープンを控え、文元大統領の知人たちによってその近況を伝えられた。

チョンワデ(青瓦台/以前の韓国大統領府)のタク・ヒョンミン元秘書官は22日、フェイスブックに文元大統領の写真を掲載し「書店の運営に心血を注いでいるようだ」とコメントし、「書店がオープンしたら、いずれキム・ヒョンソクさん(金亨錫、文元大統領の熱烈な支持者としても知られる韓国の作曲家)と一緒に素朴な音楽会を開こうという約束もした」と伝えた。
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