同社は「閑散期である点や高インフレなどが複合的に作用し、北米のサーバーのODM(相手先ブランドによる設計・製造)事業者や中国などの市場で購買意欲が鈍化した。これにより、企業向けSSDのサプライヤーによる在庫は予想以上に増えた」と話した。一方で「サーバーのODM事業者が1~3月期に在庫整理をすれば、その後の4~6月期には需要が小幅に増加するだろう」とも予測している。
サムスン電子の1~3月期における企業向けSSDの売上高は8億1000万ドル(約1127億6496万円)で、前期比55%減少した。北米の顧客による在庫調整が続くことで、4~6月期にも売上高が減少する可能性もあると、トレンドフォースはみている。
SKハイニックスも市場が停滞したことで、1~3月期に企業向けSSDの売上高が36.4%減の4億5800万ドル(約637億6092万円)にとどまった。同社は4~6月期、企業向けSSDの売上成長率と市場シェアが平均を上回ると予測されている。
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