佐賀市の阿弥陀寺にある洪浩然の墓(写真提供:ロコレ)
佐賀市の阿弥陀寺にある洪浩然の墓(写真提供:ロコレ)
朝鮮出兵の際に、豊臣軍の大名たちは大勢の人を日本に連れ去った。主に農民だったが、陶工や学者も多かった。さらに、利発な少年を連れ去る大名も少なくなかった。その少年の1人が洪浩然(ホン・ホヨン)だった。彼は、朝鮮半島南部の晋州(チンジュ)で佐賀藩主の鍋島直茂にとらわれた。1593年6月のことだった。
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