韓国初の月探査機となる軌道衛星「タヌリ」が5日(米国時間4日)、米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた。タヌリはその後発射体から正常に切り離され、韓国の科学技術情報通信部(部は省に相当)は5日午後2時頃、目標の軌道に乗ったことを確認したと発表した。探査機は太陽の重力などを利用し、約4か月かけて月に向かう。その後1年間、月の上空を周回し、搭載された科学装置によって月の表面を探査することになっている。韓国は2031年に月着陸船の打ち上げを目指している。
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