韓国の大統領室は今月22日、中国のオンライン動画配信サービス(OTT)で、韓国映画の上映が再開されたことを明らかにした。中国は韓国と米国が2016年、米国の最新鋭地上配備型迎撃ミサイル「高硬度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に合意したことに反発し、韓流コンテンツの流通を制限する「限韓令」を発令。中国の映画館や動画配信サービスなどで韓国映画の上映を禁止したほか、韓国の大衆文化の輸入や韓流スターの中国での活動などを不許可とした。THAAD配備に反対した中国による事実上の報復措置とされているが、防韓令そのものの存在について、中国政府はこれを公式には認めていない。今回、中国のOTTで韓国映画の上映されたのは6年ぶり。今月15日に行われた中韓首脳会談がきっかけとなったという。
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