今年8月に打ち上げられた韓国初の月探査衛星「タヌリ」が今月17日午前、月を周回する軌道に入るための1回目の投入に成功した。タヌリは今後さらに4回にわたる投入作業を経て、今月28日に、目標とする月の上空100キロの周回軌道に乗る。その後来年1月の試験運用を経て、1年間月着陸船の着陸候補地を探るととともに、宇宙インターネット技術の検証といった任務に当たることにしている。任務に成功すれば、米国や日本、ロシア、中国などに次ぐ7番目の「月探査国」となる。韓国は近年、宇宙開発に力を入れており、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は先月、「未来宇宙経済ロードマップ」を発表した。
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