韓国の統一部は10日、ドローンを使って南北軍事境界線の北側に向けてビラを散布すると予告した脱北者団体に対し、自粛するよう要請したことを明らかにした。南北関係発展に関する法律では、北朝鮮に向けてビラを散布した場合、3年以下の懲役または3000万ウォン(約310万円)以下の罰金を科すことを定めている。しかし、政府は先月の北朝鮮による領空侵犯行為を受け、同様のことが再び行われた場合、2018年の南北軍事合意の効力を停止する可能性があるとしている。韓国政府は、軍事合意の効力が停止した場合に、ビラ散布が法的に可能になるかどうか精査している。
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