<W解説>韓国の教師たちが悩まされている「教権侵害」とは?(画像提供:wowkorea)
<W解説>韓国の教師たちが悩まされている「教権侵害」とは?(画像提供:wowkorea)
先月30日、韓国ソウル市内の小学校で、6年生の男子児童が担任の女性教諭に暴行する事件が発生した。今月18日には、同市内の公立小学校で勤続2年目の教師が遺体で発見された。自殺とみられている。この教師は、保護者からの過剰な要求や苦情への対応に苦慮していたとの話もあり、教育部(部は省に相当)とソウル市教育庁が経緯を調べている。韓国では学校で教えを受けている先生や、かつての恩師を敬い、感謝する日として「先生の日」(5月15日)が存在するなど、教師は尊い職業とされている。韓国語で「先生」を意味する「ソンセンニム」も日本語に直訳すれば「先生様」となる。しかし、そんな尊敬の対象である韓国の教師たちの多くは今、教師としての権威・権利が脅かされる「教権侵害」に悩まされている。
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