<W解説>韓国の公共放送KBSで断行された大規模人事異動が波紋=政権寄り人物多数で政治的中立性は保てるか?
<W解説>韓国の公共放送KBSで断行された大規模人事異動が波紋=政権寄り人物多数で政治的中立性は保てるか?
韓国の公共放送KBSの新社長に今月12日、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に任命されたパク・ミン(朴敏)氏が就任した中、これに併せて報道本部長など幹部9人と、主要部署の局長・部長級60人が交代する大規模な人事が行われ、波紋を呼んでいる。また、番組出演者やアンカーの交代が相次ぐ事態にもなっており、全国民主労働組合総連盟(民労総)傘下のメディア労組KBS本部は、「今回の人事や一部番組に編成除外などの措置は、放送法で保障されている『放送編成の自由と独立』を侵害するものだ」と反発している。朴新社長をはじめ、新幹部は政権寄りの人物が多数就任。公共放送として、政治的中立性が保てるのか疑問の声が出ている。
Copyrights(C)wowkorea.jp 5