<W解説>韓国で続く「医学部の定員増」をめぐる医療界と政府の対立=「休診日」設定なら医療空白、一層懸念
<W解説>韓国で続く「医学部の定員増」をめぐる医療界と政府の対立=「休診日」設定なら医療空白、一層懸念
韓国政府が、医師不足の解消を目的に打ち出した、大学医学部の入学定員増員の方針に医師側が強く反発し、研修医が集団辞職してから約2か月が経ったが、依然、解決の見通しは立っていない。政府は医療関係者と直接話し合う場として大統領直属の特別委員会を立ち上げたが、今月25日に開かれた初回の会合に、医師側の代表メンバーは一人も参加しなかった。医学部の定員拡大の詳細が来月末にも確定するとみられる中、医師側は反発の度合いをさらに強めており、一部の大学病院の教授たちは来週、休診日を1日設ける方針を発表。医療空白が一層広がることが懸念されている。
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