2006年、福岡で市役所の職員として働いていた今林太受刑者は、飲酒して時速100キロで自動車を走行させ、一家5人が乗った車に衝突する事故を起こした。この事故により、被害車両に乗っていた子供3人が死亡し、両親2人が重傷を負った。職を失うことを先に考えた今林受刑者は、救護措置どころか運転者のすり替えと証拠隠滅に走った。1審は今林受刑者に業務上過失死傷罪を適用して懲役7年6ヶ月とされたが、2審では危険運転罪が適用され、懲役20年の刑を言い渡された。この事件は日本の飲酒運転に対する処罰を強化する決定的な契機になった。2022年に61歳の運転者が飲酒運転により7歳と6歳の子供を死亡させた事件では懲役14年が宣告された。
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