<W解説>韓国、医学部定員増めぐる問題の混乱続く=韓国医師協会長がハンストに踏み切るも6日目で断念
<W解説>韓国、医学部定員増めぐる問題の混乱続く=韓国医師協会長がハンストに踏み切るも6日目で断念
韓国政府が、医師不足の解消を目的に大学医学部の入学定員増員を決めたことに反発し、ハンガーストライキを続けていた大韓医師協会のイム・ヒョンデク(林賢澤)会長が先月31日、体調悪化により病院に搬送された。韓国政府が今年2月に医学部の定員増の方針を発表するや、医療界は反発。研修医が集団離脱するなどして抵抗したが、教育部(部は省に相当)は今年5月、来年度の募集人員の増員を決定した。医師協会の林会長は医療現場が混乱に陥っていると訴え、「医協会長として、断食によって本心を伝えたい」として、先月26日からハンストを開始。政府が態度を変えるまで続けるとしていたが、6日目で終了した。
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