韓国と北朝鮮の関係悪化が進む中、韓国紙の中央日報は16日、「(朝鮮半島で)戦争が起きた場合、『戦闘に参戦する』と答えた韓国国民が13.9%にすぎなかったことが分かった」と伝えた。「参戦する」との回答はこの10年で8.8ポイント下がったという。一方、北朝鮮メディアは15日、140万人を超える北朝鮮の若者が、軍に入隊または復隊を志願したと主張した。北朝鮮の国営、朝鮮中央通信は、若者らは「革命の武器で敵を滅ぼす神聖な戦争」を戦う決意だと伝えた。韓国のキム・ミョンス合同参謀議長は10日、「北朝鮮が戦争を起こす可能性は高くない」との見解を示した一方、米国のシンクタンクの専門家は7日(現地時間)、外交専門誌への寄稿で、「朝鮮半島で戦争が勃発する可能性が、1950年の朝鮮戦争以降で最も高まっている」と主張した。北朝鮮は15日に韓国とつながる北朝鮮側の道路と鉄道の一部を爆破。韓国を「敵対国家」として規定した憲法に基づく措置だとしている。爆破を受け、韓国軍は南北の軍事境界線の南側の地域で対応射撃を行うなど、南北は今、軍事衝突につながりかねない緊迫した状況となっている。
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