<W解説>「『強制労働』という表現を使ってない」との韓国・野党議員からの指摘に、駐日韓国大使の答弁は?
<W解説>「『強制労働』という表現を使ってない」との韓国・野党議員からの指摘に、駐日韓国大使の答弁は?
韓国の聯合ニュースなどによると、今月18日に駐日韓国大使館で行われた韓国国会外交統一委員会による国政監査で、最大野党「共に民主党」の議員が、パク・チョルヒ駐日大使に対し、日本側の関係者らと面会する際、「強制労働」との表現を使うよう求められる場面があった。パク大使は「外交的な影響を考慮しなければならない」と慎重な立場を示したが、その後、別の議員から再度求められ、「(今後は)そうする」と述べた。韓国側は、先の大戦中に行われた朝鮮半島から日本本土への労働者動員について「強制労働」と主張しているが、日本政府は2021年4月、こうした労働者動員は「強制労働には該当しない」との答弁書を閣議決定している。今年7月、新潟県佐渡市の「佐渡島の金山」が世界文化遺産登録されたが、韓国側は金山で戦時中に朝鮮人の強制労働があったと主張し、登録に一時反発した経緯がある。現在も「共に民主党」など韓国の野党は、「佐渡島の金山」の世界遺産登録をめぐり、強制動員の歴史的事実が十分に反映されてないとして反発している。
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