韓国のソウル中央地裁は、2022年の大統領選に絡み、虚偽の発言をしたとして、公職選挙法違反罪に問われた最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表に対し、懲役1年、執行猶予2年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。李氏は22年の大統領選に立候補したが、現大統領のユン・ソギョル(尹錫悦)氏に僅差で敗れた。27年の大統領選でも野党有力候補と目されるが、今後、最高裁で判決が確定すれば、出馬できなくなる。李氏には複数の疑惑があり、これまで4件の裁判が進められてきた。韓国紙の東亜日報は「李氏が受けている4つの裁判のうち、最初に出た1審が有罪と判断されたことで、李氏の司法リスクはさらに大きくなるとみられる」とした上で、「李氏の大統領への道に『赤信号』が灯った」と伝えた。
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