韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に対する弾劾訴追案が今月14日に韓国国会で可決し、今後、憲法裁判所の判断次第で尹氏は罷免となり、大統領選が行われるが、こうした状況下、次期大統領候補に対する関心も高まっている。次期大統領として筆頭に躍り出ているのが、最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表(61)だ。歯に衣着せぬ物言いは、米国のトランプ次期大統領とも似ていることから、「韓国のトランプ」とも言われる。対日強硬派としても知られ、仮に李氏が大統領となれば、尹政権下で築き上げてきた友好的な対日関係も大幅に見直されることが予想される。その李氏は、複数の事件で起訴されており、被選挙権が剝奪(はくだつ)されうる「司法リスク」も抱えている。尹氏の罷免も現実味を帯びている中、李代表の独走状態が続くのか注目される。
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