<W解説>韓国・ソウル市長、36年五輪誘致に改めて意欲=ライバルひしめく中、2度目のソウル五輪は実現するか
<W解説>韓国・ソウル市長、36年五輪誘致に改めて意欲=ライバルひしめく中、2度目のソウル五輪は実現するか
韓国の首都・ソウル市のオ・セフン(呉世勲)市長が昨年12月、自身のSNSを通じ、同市の2036年夏季五輪の開催実現のため、その活動に本格的に乗り出すと明らかにした。ソウルは1988年に夏季五輪を開催。2度目を目指しており、呉氏はSNSに「1988年のソウルオリンピックが、韓国の底力と可能性を見せた歴史的瞬間だったとしたら、2036年のソウルオリンピックは、ソフトパワーと未来のビジョンを提示する、もう一つの歴史的一里塚になる」とアピールした。同市はこのほど、招致に向けた調査を実施。開催した場合にかかる費用と得られる利益を算出し、コストパフォーマンスは1.03となったという。1を上回ると、経済的妥当性が確保されると判断される。一方、36年五輪をめぐっては、韓国以外に、インドやインドネシア、トルコなどが開催に意欲を示しており、今後、激しい招致合戦が繰り広げられることが予想される。
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