<W解説>「140億バレル埋蔵も」と期待高まっていた、韓国南東沖のガス田候補地＝試掘調査の結果は？

韓国南東部の深海に、大量の石油・天然ガスが埋蔵されている可能性が高いとされたことを受け、試掘調査を行っていた韓国政府は今月6日、「ガスの兆候が一部確認されたものの、その規模が意味のあるレベルではなく、経済性を確保できる水準ではなかった」と発表した。一時、「海底に眠っている資源総額は、サムスン電子の時価総額の5倍」とも報じられ、商業開発への期待も高まった。「『シロナガスクジラ』プロジェクト」と題してここまで進められてきたが、政府が6日に発表した調査結果に、韓国メディアは「事実上、失敗に終わった」（ハンギョレ）などと報じている。