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<W解説>最終陳述で韓国・尹大統領が主張したこと=弾劾審判が結審
昨年12月に「非常戒厳」を宣言した韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の罷免(ひめん)の是非を判断する弾劾審判の最終弁論が25日、韓国の憲法裁判所で行われた。尹氏は最終意見陳述を行い、「非常戒厳」の宣言に至った経緯を改めて説明。韓国が「亡国的な危機状況」にあったとし、「非常戒厳」の宣言について「国家危機を克服するための大統領の合法的な権限行使だ」として正当化した。国民に対しては謝罪を繰り返し、自身については職場復帰に意欲を示した。弾劾審判の弁論はこの日を含め計11回行われた。審理は今回で終了し、今後、憲法裁が尹氏の罷免の是非を判断する。過去の弾劾審判では結審から約2週間で決定が言い渡されていることから、韓国メディアの多くは、今回は来月中旬頃に下されるとの見方を伝えている。