『海神』ソン・イルグク　額の“烙印”で論争

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“カリスマ”ソン・イルグクの額に刻まれた烙印に、KBS水木ドラマ『海神』の視聴者掲示板が騒がしい。

4月7日放送される第38話で、ソン・イルグクは、同名の原作どおり、額に焼印を押される。
戦闘に負け、捕縛されたヨムジャン（ソン・イルグク）に、チャン・ポゴ（チェ・スジョン）は、「死ぬより生きる方が辛いという苦しみを、今度はお前が受ける番だ」と言い、死刑の代わり、顔に盗賊の烙印を押し、死ぬまで奴隷とした。

まだ放送前だが、視聴率30%を超す人気ドラマらしく、先取りで内容の一部が伝えられると、これに不満を持った視聴者たちが掲示板を熱くヒートアップさせ、抗議に乗り出した。

ネティズン（インターネットユーザー）は、「チャン・ポゴの海賊掃討が、ただの敵討ちのためだったなんて、納得できない」（チェ・クムレ氏）「偉大な英雄を破廉恥漢にする、明白な歴史歪曲」（パク・チボム氏）とし、ドラマの問題点を指摘。

また、一部の熱烈なソン・イルグクファンクラブ会員たちは、「麗しきソン・イルグク様のお顔に烙印だなんて、これをどう受け取るか、頭の中が真っ白です」（オ・ジス氏）「ヨムジャンは、他の海賊とは確かに違う」（ヨン・イルラ氏）と、寛大な処置を頼み、彼を擁護した。

また、主人公のチャン・ポゴに「悪役のヨムジャンと変わらない人間」（チョン・フンチャン氏）という非難の矢が向けられると、『海神』の視聴者掲示板は、「主役は誰？」とチャン・ポゴ一途のファンと、ソン・イルグクファンの間に、火花の飛び散る攻防が続いている。

海に立てられた柱に縛られ、怒りと恥辱に耐えるヨムジャンは、歯を食いしばり、仇・チャン・ポゴへ復讐の刃を研ぐことになる。

人気絶頂の“ヨムジャン”ことソン・イルグクの消えない屈辱は、7日木曜夜9時55分から放送される。

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