日本人歌手Nana(本名:福田奈々/23)が、韓日問題に対する見解を掲載したミニホームページが話題になっている。
デビュー前から個人ホームページにこつこつと掲載ナナの文章が、最近韓国内のネティズン(ネットユーザー)たちに知られ、反響を起こしているのだ。

Nanaホームページを通じ、詳しい韓国の歴史を学ぶ機会がない日本の若者を惜しみ、韓国への愛情を込めた文章を載せてきたことが明らかになった。

「お父さんから韓国、在日コリアンに日本が何をしてきたのか学んだ。留学時代、友達と歴史についてたくさん語り合った」「このように韓日の若者達がもっとたくさん交流して、話して、人と人の対話が必要だと思ったから。大部分の日本の子供たちは歴史をあまりにも知らない。日本は知らなければならない。本当の歴史を知らなければならない。そうでないと世界で本当にバカになる」と日本の歴史教育についてコメント。そして、
「Nanaは橋になります。私のように韓国が好きで、もっと知りたがっている日本の友達に、ドラマでばかり見える韓国ではないもっと深い韓国を知らせてあげる橋。少しずつ少しずつ韓国を知っていく楽しさにハマっている私の友達を韓国に知らせてあげる橋。Nanaはそういう橋になろうと思います」と、日本に韓国を正しく伝える架け橋の役目を自任している。

また、先頃の山火事による落山寺(ナクサンサ)文化財の被害についても、
「ニュースで、山火事のために落山寺(ナクサンサ)の文化財が被害を受けたらしい。こんな災害のために文化財が焼けてしまったなんて、本当に切ない。日本にある重要文化財も地震のために被害を受けることが多い。伝えられてきた歴史を、その存在で私たちに見せてくれる文化財…本当に切ないですね…T T」

この事実が伝えられて以来、Nanaに共感して声援を送る人々が続いている。
あるネティズンは「韓流熱風で韓国に愛着を持つ日本人たちが増えているが、ハングルを学び、自分の感情を自由に表現しているところから、大きな愛情を持って韓国語の勉強をしたことが分かる」と、応援と励ましを贈っている。

Nanaの父親は在日民団に携わり、活動してきたという。こうした家庭環境のため、幼い頃から韓日の歴史を学んできた彼女は、韓国人に劣らず、日本の一方的な主張に、誰より胸をいためる日本人の一人だ。
一青窈の『もらい泣き』を韓国語でカバーしたNanaのデジタルシングル曲『フノニ』は、ジュークオンチャートに63位でチャートインし、一週間、もっとも高いランクでチャートインした曲に与えられる“Hot Shot Debut”に選ばれるなど、順調に上昇を続けている。

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