パク・チャヌク の最新ニュースまとめ
歌手Rain(ピ)の持つ携帯電話の画面に表示されている言葉だ。米タイム誌で「今年最も影響力ある100人」に選ばれ、記念パーティーで赤いカーペットを踏んだ時に思い浮かんだという。6年前とは、レッスン生時代のこと。「これからが始まり。あの頃のマインドで走っていく」という思いが込められている。
世界の舞台に着実に歩みを進めたRainに話を聞いた。
「最近、自分の笑顔がわざとらしいような気がして」と話すRainの優しい微笑みと正直さは、人気が上がっても変わらず純粋だ。アジア圏での活動が増え、100人に選ばれた後も何も変わらない。
「自分で自分にムチ打っています。今は毎日がチャンスの連続ですから」と、自我との孤独な戦いを明かしたが、仕事を楽しむ方法を会得し、憂うつに落ち込むことはないという。
自分が他人より優れていると考えたことはないし、他人より成功するんだと躍起になったこともないというRainだが、「ステージやカメラの前に立てば、自分が最高だと考えます。その時は自分じゃないんです」と笑う。ステージを降りるとまたいつもの自分に戻る。新人でも誰でも、関係なく人から学ぼうとする。自分が人を認めてこそ、人も自分も認めてくれると考えるからだ。
来年5月まで現在の所属事務所・JYPとの契約が残っているが、今年に入って事業説や移籍説がたくさんささやかれている。Rainは現時点では、何も確実な答えはないといい、「そういう“説”を信じて騙された人もいるのではないか」と心配顔だ。活動はすでに来年までラインナップされている。現在は、パク・チャヌク監督の映画『サイボーグでも大丈夫』の撮影中で、10月15日に4枚目のアルバムを発表、12月から5か月間はアジア圏11ヶ国ツアーを行う。米国進出は来年中旬の予定だ。
「米国進出より、体系的なアジア市場構築の方が重要だと考えたんです。アジア圏にもっと力を入れれば、米国進出ももう少し楽になると思って。アジア圏ツアーだけでも、自分にとっては奇跡のようなこと」と言うRainだが、来年中旬には必ず米国デビューすると誓っている。
歌手としてだけでなく、俳優としても評価が高い。今回、独特な作品で日本にもファンの多いパク監督の作品で映画デビューを果たす。現在は釜山に滞在し、撮影中の真っ最中だ。パク監督については、「ジェントル、カリスマ、純粋さを備えた方。映画に関する哲学的な知識を持っていて、独特のカラーが強い」と賞賛した。ストレスがたまると監督と焼酎を飲んで解消する。共演する女優のイム・スジョンは繊細で穏やかな人だという。
また、撮影の合間を縫ってアルバムの準備も進めている。プロデューサーを務めるのは今回も事務所の社長でもあるパク・チニョン。「新作がアップグレードしたかどうか、評価は大衆が決めることで、自分はどれだけベストを尽くすかが問題。今度のアルバムではスタイル、イメージ作りに大いに変化があります。今まで男性美を強調していたけど、中性的なイメージを披露する予定です。そのほかは秘密です(笑)」
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0