歌手LEXY(レクシー)のチャレンジが始まった。9年間を過ごした<YGエンターテインメント>を去ってから初めてのアルバムを発表した。今回のアルバムではプロデュースも担当し、自身のプロデューサーとしての可能性を試した。

音楽活動の基礎を新たに見つめ直す作業だったと言っても過言ではない。 それでアルバムのタイトルも自身の名前『LEXY』に決めた。 LEXYがどんな歌手でどんなラッパーなのかデビュー5年目にしてしっかりアピールしようという考えだ。

今回の4集アルバムでは、アルバムコンセプトから作詞作曲、アレンジ、構成に至るまで全てを手がけた。

LEXYは、「以前は人が作ってくれたイメージでステージに立っていた。いまは全てのことを自分でやっていかなければならない。やりたい音楽が何で、見せたいステージがどういうものなのかじっくり考える機会になった」と話した。

タイトル曲『Ma People』はユーロダンス風の曲だ。LEXYのラップと歌がうまく融合している。ビートの強さよりリズムの中毒性にこだわった。一度聞いたら耳から離れない電子音が妙な中毒性を与え自然に体が動く。LEXYは、「YGの音楽からは想像できない“強烈”な曲」と話した。

他にも切ないR&B曲『Don't Lie』や『私も女だから』、『Selfish Love』など様々な曲の構成が注目を集める。エレクトロニカ、ハウス、ヒップホップなどのジャンルを全て取り入れ、ファンたちの耳を楽しませてくれる。

LEXYは、ステージに立ってはじめて自分の音楽が完成すると言った。
いつになっても自分がパフォーマーであることを忘れないという確約にも聞こえた。

彼女は、「収録曲の一つ一つを分析し掘り下げて、私がどのように変わったのかなどという議論がなければと思う。 私がステージをゆっくり楽しむ姿を見て、一緒に楽しんでくれれば嬉しい。わたしは“ステージ体質”だから。ステージを見て評価していただきたい。ファンたちにも、温かい気持ちで見ていただければそれで満足」と話した。
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