同社のクラーク広報チーム長が29日、聯合ニュースの電話取材に対し電気自動車販売計画を説明した。同地で初となる、排気ガスがまったく出ない無公害の電気自動車を、まずは現代自の「ゲッツ」を作り変え販売することになったと明らかにした。オークランド東部にある工場で準備する予定だ。
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この電気自動車は、ガソリン車やディーゼル車からエンジンを取り外し改造した後、電気モーターとバッテリーを装着することで電気で走行する自動車となる。排気ガスがゼロになるだけでなく、運行コストも100キロメートル当たり2ドル程度と低めだという。パワーステアリング、エアコン、エアバッグなど標準仕様をすべて備えているが、考慮すべき点として最高速度が時速120キロメートルしか出ないという事実も明らかにした。
ニュージーランド現代自動車はニュージーランド人が全株所有する現地法人で、これまで主に現代自動車を輸入販売してきた。クラーク氏は、販売開始後に正確な需要を見極める必要があるとしながらも、年間200台余りを製作することになるのではないかと予想する。1台当たりの価格は4万ドル程度の見通しだ。
ユーステイス社長は、ニュージーランド初の完全な電気自動車を販売することに喜びを示すと同時に、消費者だけでなくニュージーランド政府と政界も相当な関心を示していると伝えた。
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