【ソウル25日聯合ニュース】韓国銀行が25日に発表した「第2四半期の家計信用動向」によると、個人の信用残高は6月末現在697兆7000億ウォン(約52兆6366億円)と集計された。これは金融機関からの貸付661兆5000億ウォンと販売信用残高36兆2000億ウォンを合計した金額。7月に銀行による住宅担保貸付が急増していることを考慮すると、個人の信用残高は現在700兆ウォンを超えたとみられている。
 6月末の個人信用残高を統計庁が推計した今年の世帯数(1691万7000世帯)で割ると、1世帯当たり4124万ウォンの負債を抱えている計算だ。1人当たりの負債額は、推計人口(4874万7000人)で割った結果、1431万ウォンとなった。
 個人信用残高を3か月前と比べると、3月末には景気低迷の影響で5年9か月ぶりに減少していたのが、6月末には14兆1000億ウォン(2.1%)増加した。個人向け貸付の増加分は13兆8000億ウォンで、このうち7兆1000億ウォンは預金銀行による住宅担保貸付が増加したことが要因だった。

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