【慶山7日聯合ニュース】嶺南大学生物学科のパク・ソンジュ教授チームは7日、独島(日本名:竹島)の植物の起源を細胞学的レベルで調査した結果、独島の生物主権が韓国にあるとの事実を初めて突き止めたと明らかにした。調査結果は9日に嶺南大独島研究所と大邱地方環境庁が共同主催する学術大会で発表される予定だ。
 パク教授チームは数か月間にわたり、独島に自生する60種余りの植物の中から韓国と日本にのみ自生するダルマギクを選定し、遺伝子分析を行った。その結果、独島のダルマギクの起源は慶尚北道・鬱陵島にあり、この種子が日本の福岡県から島根県に至る海岸へと流れ定着したことを生態学的に証明した。
 パク教授は「今回の研究で独島の生物主権が韓国にあることが明確に立証され、独島が生態的に韓国の領土であることが明らかになった。研究結果を海外の学術誌に投稿する予定」だと話している。
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