国会で行われた外交・統一・安保分野の対政府質問で、南北首脳会談と関連した与党ハンナラ党議員の質問に、「われわれは原則を守りながら、必要に応じて対話をする。その原則は非核化とさまざまな人道的問題が解決できる状況をつくることだ」とし、このように答えた。国軍捕虜問題に対しては、「(韓国への)帰還を推進すべきだ。そうでなければ首脳会談でこれを解決すべきだ」と述べた。
一方、鄭首相は「統一憲法」についても準備を進めていると明らかにした。韓国政府の南北統一案となる民族共同体統一案は、統一国家の未来像であり、民族を構成する個々人の自由、福祉、人間の尊厳性が具現される「1民族1国家1体制1政府」の単一民族国家を提示していると説明。統一憲法は、統一国家の完成段階で南北議会代表団が整えることになっていると述べた。
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