【ソウル18日聯合ニュース】統一部が18日に明らかにしたところによると、北朝鮮・開城工業団地に入居する韓国企業の4月の生産額は2813万ドル(約25億5000万円)と集計された。
 生産額は1月が2436万ドル、2月が2221万ドル、3月が3078万ドルと増加を続けてきたが、3月26日に北朝鮮の魚雷攻撃で韓国哨戒艦「天安」沈没した事件を受け、南北関係が不安定になり注文が減少。4月は前月比8.6%の減となった。
 ある団地入居企業の代表は、先月に大企業が団地内の注文をほぼ中断し、入居企業4社が部分休業を行っているようだと伝えた。6月から沈没事件と韓国政府の対北朝鮮措置による被害が本格化するのではないかと、懸念を示した。
 一方、4月の生産額は前年同月比では49.3%増加した。



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