韓国ドラマ「レディプレジデント~大物」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
昨年放送されたドラマ「大物」の主演女優、コ・ヒョンジョンの出演料が女優としては初めて1話につき5000万ウォン(約381万円)を超えたことが分かった。ことし後半にはドラマなどさまざまな番組コンテンツを提供できる総合編成チャンネルが相次いで開局する予定で、役者の出演料はさらに上昇しそうだ。
役者の出演料は公開されないため、正確に把握するのは難しい。ただ、複数の関係者によると、コ・ヒョンジョンの「大物」の出演料が5000万ウォンを上回ったのは確かなようだ。前作の主演ドラマ「善徳女王」では同約4000~4500万ウォンだったといわれている。
これまで女優の出演料として最高額を記録したのは2008年に放映されたドラマ「スターの恋人」でチェ・ジウが出演契約した同4800万ウォン。これは当時、テレビドラマプロデューサー協会が主催したセミナーで公開された。
◇韓流スター男優はけた違い
韓流スターの出演料はこれをはるかに上回っている。同セミナーで公開された資料によると、ペ・ヨンジュンはドラマ「太王四神記」(2007年)で1話あたり2億5000万ウォンの出演料を受け取ったと推定されている。ペ・ヨンジュンは出演料を決めず、所属事務所とドラマの制作会社がドラマ収益を分ける形で契約を交わしたため、正確な出演料は把握しにくい。2億5000万ウォンの出演料はドラマの制作費や海外輸出額、版権販売などを考慮した上で試算した額だ。
次はパク・シニャンで、ドラマ「銭の戦争」(2007年)の番外編で1億5500万ウォンの出演契約をした。ソン・スンホンはドラマ「エデンの東」(2008年)で7000万ウォン、クォン・サンウは「BAD LOVE~愛に溺れて~」(2007年)で5000万ウォンの出演契約したとされる。
こうした韓流スターの出演料はさらに上昇したとみられる。ソン・スンホンはドラマ「マイ・プリンセス」で日本への版権販売などを考慮し、約1億ウォンの出演契約を結んだといわれているが、制作会社は否定している。
◇膨らむ制作費に懸念も
韓国ドラマ制作社協会は景気が低迷していた2009年、出演料の上限を1500万ウォンに定める内部方針を決めた。だが、スターのキャスティングがドラマ人気の最も重要な原因となっているのが実情のため、すぐにうやむやになった。協会の会員企業は内部方針を守るとしても、非会員企業は高額の出演料を示し、スターをキャスティングできるため、実効性に欠けるとの声もあった。
テレビ局幹部は「総合編成チャンネルの開局などでチャンネル数が増え、出演料はさらに上がるだろう。だが、小さい国内市場で出演料ばかり上がれば、産業自体が危機にさらされる懸念がある。どんな形であれ、見直しが急がれる」と指摘した。
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