「BIGBANG」D-LITE死亡事故関与、警察発表

人気グループ「BIGBANG」D-LITEが先月31日に起こした車両事故について、ソウル・永登浦警察署は24日、D－LITEが前方不注意によりオートバイ運転手をひき、死亡させたとの調査結果を発表した。交通事故処理特例法違反でD－LITEを検察に送致する予定だ。

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　警察によると、-LITEは先月31日午前1時29分ごろ、ソウル・楊花大橋の北端から南端方向に向け自家用車で時速80キロメートルで走行中、道路に倒れていた30歳の男性に気付かずはね、車体床部に男性を引っ掛けた状態で22．8メートル走行した。男性は多発性損傷で死亡した。

　男性は、友人と酒を飲み血中アルコール濃度0．186%の状態でオートバイを運転し帰宅途中で、午前1時27分ごろ楊花大橋の街路灯に頭部をぶつけ転倒した。男性が倒れているのに気付いたタクシーの運転手が、ハザードランプをつけオートバイ横に停止しており、-LITEは男性をはねた後、このタクシーに衝突した。このためタクシー運転手も負傷した。

　警察は、事故現場の痕跡と街路灯下段部に残ったDNAなどを元に、死亡した男性は-LITEの車にはねられる前に別の車にはねられた事実はなかったと結論付けた。また、男性は街路灯に衝突し頭部にかなりの損傷を負ったものの、その後-LITEの車両にはねられるまでの時間はわずか2分ほどで、死に至るまでの時間はなかったとした。

　警察の発表を受け、「BIGBANG」の所属事務所・YGエンターテインメントの梁鉉錫（ヤン・ヒョンソク）社長は聯合ニュースの電話取材に対し、「警察の発表のとおり、法的手順を踏む。人身事故であり、道義的責任は大きい」とコメントした。-LITE本人も大きなショックを受けており活動を自粛するとし、グループの活動についても、現時点では何とも言えないと伝えた。