【益山聯合ニュース】朝鮮三国時代・新羅の王子の末裔(まつえい)が日本からやって来た。このたび来韓したのは、新羅26代王・聖王の琳聖王子の45代目にあたる大内公夫さん。大内さんは全羅北道益山市の名誉広報大使を務めており、29日から4日間、同市に滞在する。
 大内さんは滞在中、先祖に対する祭礼を行うほか、地域の祭りに参加。また百済王宮遺跡内での植樹祭にも参加する。
 同市の関係者は「琳聖王子の末裔が自ら植樹することで、そこが昔の王宮だったことを広報したい」と話す。
 大内さんは「植樹することで、1400年前に栄えた百済の素晴らしさが益山によみがえる一助になればと思います」と話した。
 琳聖王子は、新羅に父王を暗殺されたショックで朝鮮半島を去った。台湾経由で日本に渡り、当時の華やかな半島文化を伝えたとされる。

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