「少女時代」のカバーダンスチーム「遠藤時代」は、遠藤勇樹(ENDo)さん率いる「Do-POP」のメンバーで構成された男女10人のダンスユニット(『遠藤時代』では9人で活動を行う)で、倖田來未や安室奈美恵、加藤ミリヤらのバックダンサーを務める現役のプロダンサーたち。そのため、ダンスの実力はもちろん、コミカルな要素を取り入れたパフォーマンスで話題となった。動画投稿サイトに独自の動画を公開し、300万を越えるアクセス数を記録、「遠藤時代」を真似るファンまでもが現れ、本家「少女時代」もその存在を知っていたほどだ。さらに、人気テレビ番組でも取り上げられ、K-POPファンのみならず、ダンサーを目指す若者からも一躍注目を浴びていた。
「遠藤時代」が公式Twitter(ツイッター)で解散を発表すると、人気急上昇中での解散を惜しむ声と同時に、「なぜ、解散に至ったのか」という憶測が飛んだ。最後の動画「The last video of Endojidai」も「ユーモアがあり泣ける」と情報が拡散し、アップ直後からアクセス数が上昇、YouTubeでも話題の動画となっている。
また、「遠藤時代」の活躍によりバックダンサーという職業への関心が高まっていただけに、解散が残念という意見も多数寄せられているという。メンバー2人が芸能事務所に所属していたことが発覚したことで、他メンバーへの影響を考慮し解散となったようだが、残りのメンバーは「本来の職業であるプロダンサーとしての活動を重視し、現時点で芸能活動をする意思はない」とし、「解散を持って、『遠藤時代』がカバーダンスチームとしてどれだけ愛されていたのかを実感した」とファンへ感謝の意を伝えた。実際に、メンバー2人が抜けても、その人気ぶりは変わらず、「メンバーが変わっても継続してほしい」という声も届いている。
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