【ソウル聯合ニュース】LGディスプレー(LGD)が24日公表した1~3月期決算は、売上高が6兆1837億ウォン(約4403億円)、営業損益は1782億ウォンの赤字だった。2010年10~12月期から6四半期連続の営業損失となる。
 売上高は前年同期比15.2%増加し、営業損失も25.5%減少した。前期比では売上高が6.4%減少、営業損失は23.1%拡大。
 LGDは、差別化した高付加価値製品と新モデル開発の比重拡大に努め、生産ラインの一部を新製品開発と初期生産に回した結果、全般的な生産能力が一時的に縮小したと説明した。
 液晶パネル(LCD)の販売量(面積ベース)は前期比約4%減の809万平方メートルと集計された。
 売上高に占める各製品の割合は、テレビ用LCDが47%、モニター用パネルが21%、ノート型パソコン用パネルが15%、モバイル用パネルが12%など。
 LGDは4~6月期について、大型スポーツイベントを控え供給先のメーカーが新モデルを発売するほか、流通網の在庫水準も低く、堅調な需要が見込まれるとした。

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